フランキンセンス精油の特徴

2017-12-07

12月の代表的な精油と言えば、皆さんご存知のフランキンセンスですね!
古代から《聖なる香り》《高貴な香り》として珍重されてきました。

新約聖書には、イエス・キリスト誕生の際に、東方の三賢人が「黄金」・「乳香」・「没薬」を捧げ、
その中から乳香=フランキンセンスを選んだたと記されています。

このことから、米国では、12月にフランキンセンスを焚くことが多いそうです。
フランキンセンスは…木にキズをつけて、ジワっと出てきた「樹脂」からとれる、とても高価な精油です。

フランキンセンスの語源はフランス語の「フランク・エンツェンツ」(質の高い芳香の意)です。

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和名:乳香
学名:Boswellia Neglecta
科名:カンラン科
原産地:ソマリア
使用部分:樹脂
抽出方法:水蒸気蒸留法
香りのグループ:レジン系
香りの強さ:中くらい
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その特徴は…

~精神面へ~
イライラや心の不安、心の乱れを落ち着かせてくれます。
呼吸を深め、気持ちを静かに集中させてくれるので、瞑想・ヨガに向いている香りです。
スピリチュアルな世界へつながる香りとも言われています。

~身体へ~
呼吸器系の慢性的な症状に作用します。
リウマチ・腹痛・月経痛などにも良いと言われています。

~肌へ~
アンチエイジング効果に優れ、しわ・たるみに良いとされます。

イエスキリストのエピソードにちなんで、フランキンセンス(乳香)とミルラ(没薬)のクリスマスの香りをプラスして、クリスマスの贈り物をハンドメイドするのも良いですね!
・美容クリームに…イランイランやパチュリをブレンドして
・練香水に…柑橘系、フローラル系をブレンドして
・バスソルトに…フローラル系、ジンジャーなどをブレンドして

オンラインショップはこちら
http://ecola.shop-pro.jp/?pid=107410321

年の瀬に向かい、気ぜわしくなりますが、天然精油を生活に上手に取り入れ、健やかにお過ごしくださいませ。

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