界面活性剤ってなんだろう?

2016-09-13

界面活性剤には、合成界面活性剤と天然界面活性剤(レシチン)があります。
界面活性は、相性の悪い水と油を混ぜてくれるもので、石鹸や洗剤など泡立てて汚れを落とすものや、乳化剤として乳液などに使われています。
合成界面活性剤は、陰イオン界面活性剤(石鹸はこちら)と非イオン界面活性剤に分かれます。

油にアルカリを加えて石鹸は作られますが、この油脂は自然界に存在します。
弱アルカリ性の石鹸は、洗浄力は強いですが、アルカリ性でなくなると微生物により分解されやすいため、肌に残っても分解され石鹸カスとなり、環境にもやさしいのではないでしょうか。
分解されやすいため、万が一体内に入っても毒になりにくいと思われます。

石鹸以外のことを、今では合成界面活性剤というのでしょうか。それは、2000~3000種類あると言われています。
その中には、魚に毒性をもたらせたり、環境ホルモンの疑いのあるものなどあったそうですが、今は使われていないようです。
ラウリル~、ラウレル~な合成界面活性剤の、安価なものは、洗浄力が強すぎ肌の炎症を起こす恐れもあるようです。
今では、低刺激で分子の大きいアミノ酸系と言われる肌への負担を少なくしたものがあるようです。

肌への影響、環境への影響はどうなんだろう?
どんなものを、使っているのか知るというのは大切なことですね。

%e3%83%8f%e3%83%bc%e3%83%96%e7%9f%b3%e3%81%91%e3%82%93-%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%82%ba

石鹸を使う場合は、洗浄力は強いので乾燥に注意です。
しっかり保湿することをお勧めします。

合成界面活性剤の洗顔フォーム、ボディソープをお使いの場合は、分解されにくいので肌に残っていると洗浄効果は落ちません。
皮膚のバリア機能を壊し、乾燥敏感肌へなってしまわないよう、しっかり洗い流す必要があります。

合成界面活性剤には賛否両論ありますが、皆様とともに学びを深めていけたらと思っています。
FAAでは、界面活性剤を使用しない、ミネラルファンデーション作りも楽しめます♪

Copyright(c) 2017 First Aromatherapy Association All Rights Reserved.