夏の肌ケアにはシアバターがオススメ!

2016-06-21

シアバターってご存知ですか?
高い美容効果が注目されています!
これからの季節は紫外線予防にも期待できますね~

シアバターは「シアーバターノキ」という名前の木から採れるシアの実の胚から採れる植物性油脂です。
学名は「Vitellaria paradoxa」
シアバターの主成分はステアリン酸、オレイン酸で、その他にリノール酸やパルミチン酸などの脂肪酸が含まれています。

寿命200年といわれ、樹高は25メートルにもなります。
シアの実は、毎年実るわけではありません。
花を咲かせるまでに約20年…
実を付けるまでさらに約20年…
その後は、3年に一度実を付けるという、大変貴重なものなんですよ!

その嬉しい特徴は…

1.高い保湿性
シアバターの主成分はステアリン酸、及びオレイン酸。
ステアリン酸はシアバターを滑らかにする効果を担っていて、肌に良く馴染むようになっています。
オレイン酸は人間の皮脂の主成分にもなっているため、お肌の保護にかかせません。
薄く塗り広げることで、乾燥肌を防ぐことが可能になっています。
紫外線予防効果は有名で、シアバター産出国のガーナでは生まれたばかりの子供の全身にシアバターを塗り広げる習慣があるそうです。
ただ、市販の日焼け止めほど特化した効力があるわけではないので、頼りすぎには注意です!
帽子や日傘、長袖Tシャツなどで紫外線を浴びないことが大切です。

2.抗炎症作用
にきびや吹き出物、その他肌の赤みなど、お肌に起こっている各種の炎症を抑えます。
古くは、傷や火傷の治療に使用されていましたが、今ではシアバターの美容目的に利用されることが多いでしょう。

3.酸化防止作用
シアバターにはお肌の酸化を食い止める効能もあり、お肌の老化やシミなどの発生を未然に防ぐことにも繋がります。
いつまでも変わらない、若々しいお肌を目指すにはうれしい働きです。

シアバターは常温だとやわらかめの固形状ですが、融点が36度ですので、お肌に塗ることでオイルのような液状になるため「バター」といわれています。
とろっと良く伸び、使用感も気持ちがいいです!

シアバターをそのまま塗ってもいいですが、少しべたつくので、植物油などと混ぜて、使いやすいクリームを作るといいですよ!

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シアバタークリームの作り方

必要なもの
・オーガニックシアバター
・植物油(ホホバ油やアプリコット油などがオススメ)
・湯せんする道具
・クリーム容器

作り方
オーガニックシアバターの量に対して、植物油半分程度がいいです。
2:1の割合で混ぜて、湯せんしましょう。
溶けたら、専用クリーム容器に流し込み、1~2時間冷蔵庫に入れて冷やします。
固まったら、常温に戻して使用してください。

お好みで精油を入れる方は、目的に沿ったものを選びましょう!
日焼け対策なら、ラベンダーやペパーミント、ティーツリーなどがオススメですよ。

ぜひ試してみて下さい♪

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