カカオって何だろう?

2017-02-07

バレンタインにかけて、チョコレートの成分カカオのお話しです。

カカオ豆はチョコレートの原料でカカオの実の中にある種子のことです。
西アフリカ、東南アジア、中南米が産地です。

カカオの実って、枝だけになると思っていましたが、幹にもなるんです!
全体にまんべんなくなっているのは、なんだか不思議な感じがします。

そして、カカオの実を粉砕しパウダー状にしチョコレートなどに加工されていきます。

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では、ココアパウダーとカカオパウダーの違いって何だろう?

●ココアパウダーはカカオ豆を高温で焙煎し粉砕したものです。
●カカオパウダーは熱を加えず生のまま粉砕したものです。

カカオパウダーは熱を加えないため、抗酸化物質が豊富にあります。
また、マグネシウムや鉄分、ビタミン、繊維、炭水化物、たんぱく質、脂肪、オメガ6などが含まれています。

抗酸化物質と言えばポリフェノール【タンニン(抗うつ作用)、カテキン(過剰なエストロゲンの排出)】で、ガン、コレステロール、酸化、糖尿病に作用されると言われています。

加熱していないカカオに含まれるビタミンCは、PMSの不調を緩和し生理の経血を減らします。

ありがたいです~

植物内に含まれる化学物質は、幸福感を感じさせてくれるエンドルフィンや心を鎮静するフェニルエチルアミンを出してくれる助けをしてくれます。

セロトニンが作られる材料トリプトファンも出てきます、こちらは睡眠促進を助けます。

チョコレートの香りを嗅ぐと幸せな感じになるのは、このせいかしら

カカオには脂肪も含まれます。
脂肪として含まれるカカオバターは、コレステロールや中性脂肪を減らし体に吸収しにくいと言われています。

そして、肌への作用ももちろんあります。

抗酸化作用により、シミやくすみを予防し、デオブロミンにより血行促進、むくみの改善を助けます。
また、亜鉛がビタミンCやコラーゲンの生成をしメラニンの代謝促進します。
美白効果が期待できますね。

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食べても良し、塗っても良しのカカオ!この機会にぜひ使ってみてください。

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